ロケーションかづの

秋田県鹿角地域にある、民間ボランティアによるフィルムコミッションです。映画・ドラマ・CMなどなど、「こんな画を撮りたい」「こんなロケーションはないか」といった要望にお答えします。様々なシチュエーションに対応するべく情報収集を行っておりますので、ぜひお問いあわせください。

CM制作

「簡単なようで意外と辛い30秒」"2007/05/20

素人なりに30秒という時間に1つのストーリーを詰め込むのは結構大変です。あれもやりたいこれもやりたいと思ううちに気がつけばあっという間に30秒。しかしいざCM用の映像をパソコンで編集をしてみると、30秒は短いようで意外と長い物と思うことになります。

私たちロケーションかづのはビデオカメラで撮影された映像はすべてパソコンに移動して編集しています。(他の市町村も大体そうなんでしょうけど。)

CMに使う映像は前もって制作された絵コンテ(ストーリーを書いた4コマ漫画のようなもの)をもとに撮影しているわけですが、撮影する我々は当然素人ですから思うように良い映像を一度で撮影することが出来ません。何度も何度も撮りなおし、結局昨年撮影した映像は30秒の300倍の約2時間半ほどに及びました。

その映像の中から一番良く出来ている(・・・様な!?)映像を探す所から始まるわけですから、編集にかかる時間は我々素人にとっては並大抵のものではありません。しかもメンバーそれぞれが自らの仕事を持っていますので、それを終えてからの夜の作業は眠気との戦いでもあります。

なんとか映像を選び抜くことができると、第二の難関が待っています。やっと選んだ映像をうまく使いたいところだけ切り取っていく作業です。これが結構手間がかかります。コマを切り取っているとあることに気がつきます。同じ1秒でもなんとなくしっくり収まる瞬間と、なんか気持ちの悪い瞬間があるのです。それは時間にしてほんの1秒という一瞬が実ははさらに30分の1秒というさらに短い単位で映像は動いているということに気がついてしまう一瞬なのです。

 

「温かい言葉」"2007/05/20

私達ロケーションかづのは、鹿角地域を全国に紹介していく活動の一環として、鹿角市役所を通じ、秋田朝日放送主催の「あきたふるさと手作りCM大賞」に自分たちで手作りしたCM作品を一昨年から出品させてもらっています。

ありがたいことに一昨年のCM大賞ではりんご農家の青年を主人公にした『僕のりんご』というCMで初出品(鹿角市としては3回目)ながら最優秀賞をいただくことが出来ました。

昨年度の大会ではスキージャンプで世界を目指す少年を主人公にした『鹿角(ここ)から世界へ』というCMを制作しましたが、残念ながら賞をもらうことは出来ませんでした。しかし作る側としては一昨年以上に時間をかけ、自分達なりに完成度の高い作品を作ることが出来たのではないかと感じています。

CM大賞の様子は昨年12月と今年1月に2回放送され、番組を見てくれた方々からは「残念だったけどよく出来ていた。」など、温かい言葉をいただき大変うれしく思っています。CM大賞を見てくださった方々の話の中でCM制作はどうやって行っているのかという事をたまに聞かれます。そこで今回はその点について少しだけお話を。

毎回多少内容は違いますが私達の制作手順は以下のような感じです。

  1. まずはみんなで相談しながらテーマやストーリーを作ります。・・・鹿角地域の何を自慢したいか、どこを見て欲しいかなどを30秒にまとめなくてはならず、当然ながら一番大事な所かと思います。
  2. 大体の内容が出来上がったら今度は映像の流れを絵コンテ(4コマ漫画を長くしたような物)で作ってみます。
  3. 絵コンテが出来上がったら、いよいよ映像を撮影に行きます。・・・あくまでもボランティア団体なので皆の仕事が休みの日しか撮影出来ないのがつらい 所です。しかも撮影に関して(他もですが)まったくの素人なため、同じシーンを何度も撮影することになります。そのため昨年は2ヶ月半にわたり何回も撮影場所に足を運び30秒のCMのために2時間を越す映像を撮影しました。また、同時に映像と一緒に流す音楽の制作を開始します。昨年は地元で活動しているバンド、ロビンファクトリーに(内容やイメージを伝え、話し合いながら)制作をお願いしました。とてもスピード感のある映像にマッチした『JUMP』という曲を作ってもらい大変うれしく思っています。ちなみに一昨年は地元で音楽活動をされている橋野さんに『りんご丸かじり』という曲を作ってもらっています。こちらもとてもほのぼのとした良い曲です。
  4. 撮影が終ればその映像と音楽、音声等をパソコンで編集し、映像に重ねる文字やちょっとした視覚効果(例えば映像をスローモーションにするなど)も付け加えます。・・・実はここが意外に時間を使います。何度も撮影した同じシーンから良いものを探さなくてはいけない上、場面のつなぎ方や曲とのタイミングなども考えなくてはなりません。出来上がった映像はみんなで話し合いながら何度か訂正していきます。
  5. 最後に出来上がった映像をDVDに保存し、期限内に秋田朝日放送に提出します。

長くなりましたがこんな感じで私達はCMを制作しています。ちなみに私達がCM制作にかけている期間は大体半年ほどです。

では、次回はCM制作の苦労する点などについてお話したいと思います。

 

 

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