素人なりに30秒という時間に1つのストーリーを詰め込むのは結構大変です。あれもやりたいこれもやりたいと思ううちに気がつけばあっという間に30秒。しかしいざCM用の映像をパソコンで編集をしてみると、30秒は短いようで意外と長い物と思うことになります。
私たちロケーションかづのはビデオカメラで撮影された映像はすべてパソコンに移動して編集しています。(他の市町村も大体そうなんでしょうけど。)
CMに使う映像は前もって制作された絵コンテ(ストーリーを書いた4コマ漫画のようなもの)をもとに撮影しているわけですが、撮影する我々は当然素人ですから思うように良い映像を一度で撮影することが出来ません。何度も何度も撮りなおし、結局昨年撮影した映像は30秒の300倍の約2時間半ほどに及びました。
その映像の中から一番良く出来ている(・・・様な!?)映像を探す所から始まるわけですから、編集にかかる時間は我々素人にとっては並大抵のものではありません。しかもメンバーそれぞれが自らの仕事を持っていますので、それを終えてからの夜の作業は眠気との戦いでもあります。
なんとか映像を選び抜くことができると、第二の難関が待っています。やっと選んだ映像をうまく使いたいところだけ切り取っていく作業です。これが結構手間がかかります。コマを切り取っているとあることに気がつきます。同じ1秒でもなんとなくしっくり収まる瞬間と、なんか気持ちの悪い瞬間があるのです。それは時間にしてほんの1秒という一瞬が実ははさらに30分の1秒というさらに短い単位で映像は動いているということに気がついてしまう一瞬なのです。
私達ロケーションかづのは、鹿角地域を全国に紹介していく活動の一環として、鹿角市役所を通じ、秋田朝日放送主催の「あきたふるさと手作りCM大賞」に自分たちで手作りしたCM作品を一昨年から出品させてもらっています。
ありがたいことに一昨年のCM大賞ではりんご農家の青年を主人公にした『僕のりんご』というCMで初出品(鹿角市としては3回目)ながら最優秀賞をいただくことが出来ました。
昨年度の大会ではスキージャンプで世界を目指す少年を主人公にした『鹿角(ここ)から世界へ』というCMを制作しましたが、残念ながら賞をもらうことは出来ませんでした。しかし作る側としては一昨年以上に時間をかけ、自分達なりに完成度の高い作品を作ることが出来たのではないかと感じています。
CM大賞の様子は昨年12月と今年1月に2回放送され、番組を見てくれた方々からは「残念だったけどよく出来ていた。」など、温かい言葉をいただき大変うれしく思っています。CM大賞を見てくださった方々の話の中でCM制作はどうやって行っているのかという事をたまに聞かれます。そこで今回はその点について少しだけお話を。
毎回多少内容は違いますが私達の制作手順は以下のような感じです。
長くなりましたがこんな感じで私達はCMを制作しています。ちなみに私達がCM制作にかけている期間は大体半年ほどです。
では、次回はCM制作の苦労する点などについてお話したいと思います。
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