「過ぎゆく夏・巡り来る秋」と題して行いました、「ロケーションかづの」二度目の写真コンテスト。今回は写メールだけでなく、応募の幅を広げ色々な媒体での作品をエントリーしていただきました。ご応募いただいた作品は前回にも増してレベルが高く、鹿角地域の良さを再発見しようという主旨で行ったこの企画で、私たち主催側も改めて地元の素晴らしい部分を再発見させていただいたと感じています。作品の完成度は皆非常に高かったため、ご応募いただいた全ての作品に賞を差し上げたい気持ちでしたが、鹿角らしさと印象の強さで賞を選ばせていただきました。また別の機会にも、是非皆様のご協力をいただきつつ、鹿角地域の魅力を掘り起こす作業を楽しく行っていきたいと願っています。
ロケーションかづの 会長 安保大輔
最優秀賞
暮れゆく環状列石Ⅳ
撮影者:佐々木甚彦さん
撮影地:大湯環状列石
■審査員からのコメント
鹿角に住む人なら誰もがひと目でわかるシチュエーション。シルエットと秋ならではの夕陽の色が強烈な印象。
優秀賞
水面に映る小さい秋
撮影者:佐藤正志さん
撮影地:八幡平大沼
■審査員からのコメント
まさに過ぎゆく夏、巡り来る秋の発見を、美しい構図で捉えられています。清涼さ溢れ色彩も素晴らしく表現。
敢闘賞
水彩
撮影者:栗山喜勝さん
撮影地:八幡平大沼
■審査員からのコメント
八幡平の極めて多様な色彩の紅葉が静かな水面に映る様は、まさに水彩画のよう。自然の芸術をそのままに。
秋の夕日
撮影者:f-tokoさん
撮影地:鹿角市役所
■審査員からのコメント
熟度を増す鹿角りんごが、同様に深まっていく秋の西日に照らされている様は、季節感が一番出ています。
参加賞
夕暮れの田んぼ
撮影者:Versaillesさん
撮影地:花輪鶴田
■審査員からのコメント
収穫を間近に控えた稲田と西の山並み、空の広がりがダイナミックに表現されています。明暗がすこし極端?
空が高くて…
撮影者:f-tokoさん
撮影地:鹿角総合運動公園
■審査員からのコメント
広く占める空によって、背伸びしたような花が主役と脇役の中間のような役割を。ひとつの詩のような作品です。
家族で 作るタンポは やっぱりうまい!
撮影者:樽田広衛さん
撮影地:毛馬内の自宅
■審査員からのコメント
たんぽの季節、発祥の地鹿角ならではの、食の風物詩です。いつまでも残したい家庭の光景に違いありません。
初秋の大沼
撮影者:畠山智憲さん
撮影地:八幡平大沼
■審査員からのコメント
多くの写真愛好家に愛される大沼周辺。色づき始めの紅葉が秋の始まりを告げている様子がよく分かる作品です。
とんぼをつかまえたい
撮影者:京谷みなさん
撮影地:大湯ストーンサークル
■審査員からのコメント
鹿角はだんぶり(とんぼ)の伝説に彩られた地でもあります。惜しくも空振りした指先と逃れたとんぼ、名場面。
秋の一枚
撮影者:畠山智憲さん
撮影地:八幡平大沼
■審査員からのコメント
紅葉し水面に落ちたブナの葉、美しくもどこか切ない名画です。色々な場面でこのまま素材として使えそう。
アッという間に…秋に…
撮影者:f-tokoさん
撮影地:鹿角総合運動公園
■審査員からのコメント
一気に訪れる秋、一気に色づく並木。色で季節の変化を教えてくれる紅葉、表題の驚きが表れている作品です。
こすもす
撮影者:京谷みなさん
撮影地:尾去沢鉱山
■審査員からのコメント
大胆にコスモスの花弁を写した美しい作品。撮影場所が尾去沢鉱山というところも、自然の力強さと美しさ一層。
秋に染まる曽利ノ滝
撮影者:佐藤正志さん
撮影地:曽利ノ滝
■審査員からのコメント
紅葉の枝葉の合間に見える見事な美しさの直瀑、このまま観光ポスターに使いたくなる完璧な一枚です。
夏の名残り
撮影者:佐藤正志さん
撮影地:曽利ノ滝
■審査員からのコメント
幻想的な曽利ノ滝と蒼く清涼な流れ、輝く水面と素晴らしい。水の蒼い冷たさが、秋への移行を思わせます。
100mの初秋
撮影者:佐藤正志さん
撮影地:夜明島渓谷 茶釜の滝
■審査員からのコメント
秘境の名瀑の全貌、しかも色づき始めの環境で素晴らしい絶景を見事に収めています。たどり着くのすら大変。
晩秋の大沼
撮影者:鎌田忠男さん
撮影地:八幡平大沼
■審査員からのコメント
紅葉の鮮やかさも抜け次第に静かになっていく山の情景、かすかな波立ち、哀愁の感じられる作品です。
秋に際立つ大沼
撮影者:菅原勤さん
撮影地:八幡平大沼
■審査員からのコメント
青空、色づいた森、風を受ける水面と、大沼の魅力を存分に収めた作品です。水面が映すコントラストも見事。
屋台
撮影者:山本繁さん
撮影地:花輪谷地田町
■審査員からのコメント
最後の夏祭り、花輪ばやし。鹿角を代表する夏と秋の境目の祭囃子は、季節の変わり目そのものかもしれません。
出発前
撮影者:山本繁さん
撮影地:花輪谷地田町
■審査員からのコメント
町内から出発直前の屋台、屋台の細かな造詣がはっきりと見て取れます。人気の理由は絢爛豪華な屋台にもあり。
花輪ばやし①
撮影者:山本繁さん
撮影地:花輪六日町
■審査員からのコメント
隣接する町内同士の屋台のせめぎあいは、花輪ばやしの見所のひとつ。意地の見せどころを収めた一枚です。
花輪ばやし②
撮影者:山本繁さん
撮影地:花輪舟場町
■審査員からのコメント
屋台の押し合いですが、各人の動きが屋根の上までよくわかる、迫力のある写真となっています。
駅前行事
撮影者:山本繁さん
撮影地:鹿角花輪駅
■審査員からのコメント
10町内の屋台が一堂に会する花輪駅前。壮観です。町内それぞれの屋台の形や装飾による個性の違いも如実。
水面に映える
撮影者:栗山喜勝さん
撮影地:八幡平大沼
■審査員からのコメント
水面を鏡に、画面いっぱいに広がる極彩色の世界が感動的です。見る者を吸い込むような艶やかで雅な一枚です。
霧のふけの湯
撮影者:畠山智憲さん
撮影地:八幡平大沼
■審査員からのコメント
湯気と蒸気、濃く覆った霧のなかの極上の紅葉の景色。もやのかかった鮮やかな色彩が幻想の世界のようです。
大沼の湖面から
撮影者:畠山智憲さん
撮影地:八幡平大沼
■審査員からのコメント
清らかな青空と紅葉、突き出た枯れ木、森を映す水面と、少々欲張った写真でしょうか。日差しの陰影が印象的。
暮れゆく環状列石Ⅰ
撮影者:佐々木甚彦さん
撮影地:大湯環状列石
■審査員からのコメント
斜めになった陽の光を背に、遺跡にかかる長い影と、広がりのある空間ながら圧迫感のある蒼い雲が印象的。
暮れゆく環状列石Ⅱ
撮影者:佐々木甚彦さん
撮影地:大湯環状列石
■審査員からのコメント
明度を落とした遺跡と、どこまでも広がりを見せる空と雲。悠久の時の流れがとても強く表現されているよう。
暮れゆく環状列石Ⅲ
撮影者:佐々木甚彦さん
撮影地:大湯環状列石
■審査員からのコメント
個々の石の配置がよくわかる石組のアップ。このように誇れる古代の遺跡がある鹿角、恵まれていると感じます。
折ヶ島渓流①
撮影者:海沼忠さん
撮影地:国有林折ヶ島渓流
■審査員からのコメント
鹿角は自然の宝庫ですが、水の織成す景観はまた格別。木漏れ日の中、岩肌を滑るように流れる光景が素晴しい。
折ヶ島渓流②
撮影者:海沼忠さん
撮影地:国有林折ヶ島渓流
■審査員からのコメント
岩の上に水によって作り出された溝を伝う流れがよくわかる作品です。深い緑の低木、淡い緑の高木も印象的。
折ヶ島渓流③
撮影者:海沼忠さん
撮影地:国有林折ヶ島渓流
■審査員からのコメント
溶岩流による岩の上を滑らかに這う水に癒される一枚です。岩の上にちょこんと乗った丸い石に、心惹かれます。


